『突き詰め型人間』月さんの成長記・その1「興味関心への熱意」―解説
転職活動を行っている、第二新卒の月さん。
面接で志望動機を聞かれて、用意していた回答をそつなく返しています。
続いての質問は、一見仕事とは関係のなさそうなものでしたが、月さんにとって興味関心のある内容だったため、生き生きと答えます。
自分の得意分野に関しては、熱意とともに勢いよく語ることができる・・・それは「突き詰め型人間」の特徴の一つです。
すると、それを先方に気に入られて、採用に繋がるという結果に!
どれだけ準備をしていても、実際の面接では何が起こるかわかりません。
こういった流れも、ご縁であるといえるでしょう。
「突き詰め型人間」とは、常に一つのことに集中し、それを突き詰めていく性質を持つ人々のことを指しています。
この作品では、そんな「突き詰め型人間」である月さんが、仕事を通して成長していく姿を描いています。
突き詰め型人間は、興味関心への探究心が強く、高い集中力をもって対象を深掘りし、理論構築を進めていくことを思考基盤としています。
そのため、その能力を活かせる仕事に就くと、高いパフォーマンスを発揮することができます。
しかしながら、独特の性質から人間関係を上手く構築することが苦手な傾向にあり、それによって仕事の進行に支障を与えてしまいがちなことも、特徴の一つです。
そこで、突き詰め型人間とはどのような性質や能力を持つ人であり、いかにしてコミュニケーション力を上げていくことができるのかということを、漫画を通してわかりやすくお伝えしていきます。