『突き詰め型人間』月さんの成長記・その6「反面教師―自分を省みるきっかけ」―解説
コミュニケーションに難のある上司に振り回された経験をもとに、自分の態度を省みるようになった月さん。
仕事においては、人とコミュニケーションを取りながら進めていく必要があります。
そのため、相手の態度によってはどれだけ嫌な思いをするかということを、身をもって知りました。
そして、自分に悪気があるかないかはともかく、自分の態度が人にどう見えているのか、嫌な思いをさせていないか、ということを意識するようになります。
突き詰め型人間にとっては、この「自分の態度が人に与える影響」を、意識することがとても重要です。
いきなりすべてのことを上手くこなすことはできませんが、まずは、意識をすることから始まります。
これが、大きな一歩となります。
どんな経験をしても、無駄なことなど一つもありません。
嫌な思いをすることがあっても、その経験から課題や気づきを得て、より良くしていこうとする姿勢が大切です。
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