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「履歴書」と「職務経歴書」の違いとは?応募書類の書き方【3つのポイント】

履歴書とPC

転職活動で企業に提出する「履歴書」と「職務経歴書」の違いや、それらの書き方のポイントについて、以下にてわかりやすくご説明します。

履歴書と職務経歴書の違いとは

履歴書について

履歴書とは、応募者の個人情報やプロフィールを企業へ伝えるための書類です。
日本では、JIS規格のフォーマットに基づいて作成されることが多いです。

履歴書に記載する主な項目

  • 氏名、現住所
  • 電話番号、メールアドレス
  • 生年月日、年齢、性別
  • 学歴・職歴・賞罰
  • 免許・資格
  • 志望動機、自己PR
    (※履歴書に十分な内容を書くにはスペースが狭く、また職務経歴書と内容が重複してしまうため、概略程度の記載にするか、フォーマットから省いても結構です)
  • 趣味・特技
  • 通勤時間、扶養家族の有無と人数、配偶者の有無、配偶者扶養義務の有無
  • 本人希望記入欄 など
 

職務経歴書について

職務経歴書とは、応募者がこれまでに経験した職務内容や実績、現在の保有スキル、今後の展望など、仕事における能力とビジョンを示すための書類です。
特に定められたフォーマットはありませんが、A4で1~3枚程度に収まるようまとめます。

職務経歴書に記載する項目

  • 氏名、略歴
    (※在籍年数・社名・職種名の一覧、および経歴の要約を数行記載)
  • 職務経歴
    (※略歴で記載した内容に加えて、会社概要・業務内容・実績などの詳細を勤務先ごとに記載。 勤務先の記載順序は、年代の古い順からもしくは新しい順からのどちらかで統一)
  • 免許・資格
    (※勉強中の資格などアピールになることは記入してOK)
  • 志望動機、自己PRなど

応募ポジションがデザイナーなど制作系専門職の場合、職務経歴書に加えて、ポートフォリオの提出を求められることもあります。
ポートフォリオは、それまで応募者がどのようなものを制作してきたのかを視覚的に示すための作品集のことです。
こちらも決まったフォーマットはありませんので、アピールしやすいように工夫してまとめます。

 

履歴書・職務経歴書の書き方のポイント

履歴書・職務経歴書は、企業に自分を売り込むためのパンフレットのようなものです。
パッと見てわかりやすく、興味を引くような内容を目指しましょう。
良い印象を与えられる書類を作成するポイントを、以下の3点に分けてご説明します。

  1. 見やすさ、わかりやすさ
  2. ストーリー性(一貫性)を保つ
  3. 時間を確保してしっかりと作成する
 

①見やすさ、わかりやすさ

すっきりとして見やすいレイアウト

全体を通して、フォーマルですっきりとした印象を保ってください。
一般的なビジネス文書と同様にPCを使用し、過度な装飾はしないようにしましょう。
小さな文字で情報を目一杯詰め込むと読みにくいため、適度な余白を持たせましょう。

※推奨するフォント設定:
明朝体の10.5~11pt(※項目によって調整)

 

要点を端的に述べる

何が言いたいのかがすぐにわかるような文章・内容を心がけましょう。
まず要点からなるべく端的に、その後に理由や補足を記載します。
アピールしたいあまりに文章が冗長になりすぎると、パッと見て何が言いたいのかがよくわからなくなってしまいますので、気を付けましょう。
「会って詳細を聞きたい」と読み手に思わせることができれれば、面接につながります。

 

具体的、定量的にわかりやすく説明する

特に業務内容や実績、自身のアピールポイントなどを記載する際には、具体的かつ定量的(数値を用いて)に説明することを心がけてください。

△回答例 〇改善例
「大きな市場規模」 約1兆円の市場規模」
「営業職で結果を出してきました。」 「××の営業職に10年間従事していました。
昨年度の売上実績は××円で、目標額の130%、昨年実績の120%を達成しています。」
「私は努力をしました。」 「私は結果を出すために、3つの取り組みを行いました。1つ目は~」
 

②ストーリー性(ビジョンの一貫性)を保つこと

  • これまでどういった理由で何をしてきて、今のところ何ができるのか
  • 今後は応募企業に入社して何を成していきたいのか

このストーリーを明確にして、自身の経歴、志望動機、自己PRに一貫性を持たせましょう。
そのためには、以下の3つの手順を踏まえると良いでしょう。

 

1.企業情報を収集する

まずは求人票とコーポレートサイトから、今回の募集背景と求める人材、企業理念・事業内容・会社概要などを調べましょう。
これらの情報収集は、企業の論理を理解し、貢献できる人間であることをアピールするために欠かせません。

 

2.自分のアピールポイントをピックアップする

自分が企業側の求める人材に即しているということをアピールするため、情報収集した企業側の要望と照らし合わせて、自分の引き出しの中から評価を得られそうなところをピックアップしていきましょう。

 

3.ストーリーを組み立てる

ビジネスにおいては、話の内容にストーリー性、論理的整合性を保つことが最も重要です。
それが信頼性になります。一貫性のない行動からは、主体性や将来性が汲み取れません。
もちろん、「なんとなく良いと思ったから」という感覚も大切です。
しかしながら、その気持ちを相手と共有するためには、そう思った理由を言語化する必要があります。
今一度自分のことを掘り下げて考えてみると、その選択をした背景が見えてくることでしょう。
以下の記事を参考にしてみてください。

 

③時間を確保して、しっかりと作成すること

現職に従事しながら転職活動を行っている場合などは特に、忙しさに追われて、履歴書・職務経歴書をじっくりと作成する時間がなかなか取れないこともあるかと思います。
ですが、書類作成をおざなりにしてしまうと、転職活動で良い結果を出すことは難しいといえます。
いくら素晴らしい人材であっても、先方と実際に会って話をする前の段階では、それを伝える術がありません。
まずは面接というステージへ上がることが重要です。
そのため、転職をしたいという意志があるのであれば、多忙の中でも、応募書類を作成するための時間をしっかりと確保して、一度じっくりと取り組むようにしましょう。

もし思うように書類作成ができない場合は、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談することもお勧めです。
履歴書・職務経歴書の書き方について、プロフェッショナルからの指導を無料で受けることができます。
「こういう表現にした方が良く見える、伝わりやすい」「こういうところはアピールポイントに加えた方が良い」といった客観的・具体的なアドバイスは、大変参考になることでしょう。
転職エージェントの利用方法については、ぜひ以下の記事を参考にしてください。

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